会長挨拶 | 坂東三十三観音

会長あいさつ 浅草寺貫首 清水谷孝尚

浅草寺貫首 清水谷孝尚

観世音菩薩は昔から多くの人に拝まれ、親しまれている「ほとけさま」で、その限り無い「慈しみ」のお心により、災難をまぬがれた人の数は限り無いと申されます。それゆえに「かんのんさん」と親しくお呼びし、身近に居て頂きたいと願う人は多く、その帰依の現れの一つとして「札所巡礼」が昔から行われてまいりました。

「観音経」に衆生を救いたもうために観音さまが「三十三」とおりの身を現わされると説かれてあるのに由来する信仰です。そしてその長い歴史の間に、菅笠、金剛杖、笈摺、納経、御詠歌などまことに多彩な信仰習俗が生まれ、今日に至っております。最近、交通機関の利便もあり、多くの人が参加され、一方、徒歩巡礼も提唱されております。

では「巡礼」に何を問うか。人それぞれの志願がおありでしょうが、巡礼に身をゆだねるご縁で「仏種は縁によって起る」と申される如く、「みほとけ」の導きで安穏な日々が約束されるのです。

浅草寺貫首 清水谷孝尚

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